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いわて人模様

小石の組み写真に無限の美を見いだす医師 近江三喜男さん(70) /岩手

 水際で拾った小石の組み写真を見て、何が見えるか、何を感じるか。小石に宿るアイヌの精霊たちに目を見張った。東日本大震災後、広田半島(陸前高田市)の浜を歩いて突然、内なる美意識の変化に気づき、衝撃を受けた。

 切手大のいくつもの石の写真を数百枚切り貼りし、見てみる。何の変哲もないものが上から、左右から眺めると、石の表面の陰影や紋様が動物や人、あるいは自然の風景など意味を持つ形となる。コンピューターを使ってランダムに並べ替えてみる。色合いも変化させてみる。万華鏡をのぞいたような不思議な電脳空間にいる自分を発見した。

 以来、診療の合間にカメラを携えて、波をかぶりながらも小石を撮り続けた。2017年1月、陸前高田市の…

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