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原爆症認定訴訟

却下「適正な判断を」 控訴審、原告が陳述 /広島

 国が2008年に示した原爆症の新たな認定基準で申請を却下された広島の被爆者11人と遺族が国に処分取り消しなどを求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が29日、広島高裁(三木昌之裁判長)であった。原告側は国の処分を合理的とした1審判決を不当と訴え、国は争う姿勢を示した。

     この日は、被爆者で原告の佐々木シズエさん(88)=廿日市市=が意見陳述。40歳ごろに甲状腺機能低下症と診断され、原爆症認定申請をしたが認められなかった。1審判決を「被爆者の声を聞こうともしない」と厳しく批判し「被爆の実相をふまえた適正な判断をお願いしたい」と述べた。

     1審は昨年11月、「病気の要因は加齢などの可能性がある」などとして原告全員の訴えを退けた。08年の認定基準緩和を受けて始まった第2次集団訴訟で全員が敗訴した初の地裁判決だった。次回期日は12月4日。【小山美砂】

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