「気象予測不十分」富山4人死亡で運輸安全委
富山県の立山連峰で昨年6月、小型機が墜落し乗っていた4人全員が死亡した事故で、運輸安全委員会は30日、事故機が雲の中で視界を失い、山に激突したとする調査報告書を公表した。主翼の部品に着氷があったことから、失速や、高度が維持できなくなった可能性を指摘。「出発前の気象予測が不十分だった」としている。
報告書によると、事故機は、新中央航空(茨城県龍ケ崎市)所属のセスナ172P型。昨年6月3日午後2時23分、松本空港(長野県松本市)に向けて富山空港…
この記事は有料記事です。
残り335文字(全文558文字)