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新潟・三条市

初の漢字検定 出身の研究者・諸橋博士記念

諸橋轍次博士の業績を説明する嘉代隆一館長=三条市庭月の諸橋轍次記念館で

 漢字研究者として世界的に知られた諸橋轍次(1883~1982年)=新潟県三条市出身=を記念する初めての漢字文化理解力検定が開催される。検定の申し込み締め切りは31日で、主催者は漢字文化の普及に多くの参加を呼びかけている。

    総合的知識、理解力問う

     世界的な偉業--。ノーベル賞級の業績とたたえる研究者が多い「大漢和辞典」(55~60年刊行)。実際、欧米でも東洋文化を研究する施設なら必ず備えている同辞典。全13巻を編さんしたのが諸橋博士だ。その業績と漢字文化を次代に継承することを目的に、諸橋博士の出身地、三条市が主催し9月30日、同市庭月の諸橋轍次記念館で第1回の検定が実施される。

     出題内容は「大漢和辞典」に象徴される漢字文化に関して、総合的な知識と理解力を問うもの。単に読み書きや熟語の意味・用法だけでなく、文字や語彙(ごい)にまつわる事項を含むという。

     同記念館の嘉代隆一館長は「難しそうと敬遠されそうだが、中学生レベルから大学院のレベルまで広範にわたります。何気なく使っている漢字の意味、成り立ちを見つめ直すきっかけにぜひ受けてほしい」と話す。

     「部首ときあかし辞典」などの著者で研究者の円満字二郎さんは「ここ十数年、漢字に興味を持つ人はとても増えていますが、どうしても、むずかしい漢字が読める、書けることに興味が集まりがち。漢字が育んできた『文化』に対する知識を総体的に問うてみようというこの検定は、世の中の漢字に対する興味に、新しい視点を投げ掛けようという試み」と高く評価する。

     検定料は一般3000円。高校生2000円。中学生以下は無料。問い合わせは同記念館(0256・47・2208)。【若狭毅】

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