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埼玉の石綿訴訟

教員遺族側が逆転敗訴 東京高裁判決

 埼玉県戸田市の小学校教諭だった男性が、中皮腫で死亡したのは校舎に使われたアスベスト(石綿)が原因だとして、男性の妻(66)が「公務外災害」とした地方公務員災害補償基金の処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が29日、東京高裁であった。斉木敏文裁判長は妻の請求を認めた1審判決を取り消し、原告側の逆転敗訴を言い渡した。原告側は上告する方針。

     判決によると、男性は1980~88年に戸田市立喜沢小学校に勤務。2007年に心膜中皮腫により、54歳で亡くなった。

     16年7月の1審・さいたま地裁判決は男性の死因について、「校舎の建材に石綿が含有されており、暴露した以外にあり得ない」とし、公務災害だと認めた。これに対し控訴審判決は、男性の勤務当時、校舎の建材に石綿が含まれていたと認めつつも、「法基準を超えるような濃度の石綿にさらされたとする証拠はない」と判断し、1審を覆した。【服部陽】

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