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アジア大会

岡田、満面の笑み 女子20キロ競歩「銅」

 ジャカルタ・アジア大会は第12日の29日、陸上の女子20キロ競歩が行われ、岡田久美子(ビックカメラ)が1時間34分2秒で3位となった。この種目の日本勢では2010年広州大会(中国)の渕瀬真寿美以来、2大会ぶりのメダルとなった。日本競歩界は男子の活躍が目立つ状況で、女子のエースの岡田が主要国際大会で初めてメダルを手にして意地を見せた。

     中国との力の差を冷静に見極めて銅メダルだけを狙った。中国は昨年の世界選手権優勝の楊家玉と16年リオデジャネイロ五輪5位の切陽什姐の実力者2人で「今の自分には追いかけられない」。4キロ過ぎで中国勢がペースを上げても慌てずに自分のペースを貫いた。3位を争ったインド勢の2人がペースが安定せずに失速したのとは対照的に、最後まで安定した歩きを見せた。

     年齢制限のない国際大会では初のメダル獲得。「メダルを持って帰れるかどうかで全然違う。目指していたものを取れてほっとしている」と満面の笑みを浮かべた。

     立大1年生だった10年、世界ジュニア選手権1万メートル競歩で銅メダルを獲得したが、その後は苦しんだ。体つきを維持するためにした食事制限で、体が細く、骨も弱くなったことが原因だった。大学2年の冬、立大の原田昭夫監督の「将来、君は世界と戦う。今はきちんと食べなさい」という言葉でふっきれた。食事量が増えて、次第に復調した。岡田は「救われた」と振り返る。

     14年にビックカメラに入社し、社会人1年目から日本選手権女子20キロ競歩で4連覇している。2度の世界選手権と16年リオ五輪にも出場し、女子競歩界の第一人者となった。

     今大会で優勝の楊家玉との差は4分47秒。18位だった昨年の世界選手権も楊家玉と5分1秒差でほとんど差が縮まっていない。「メダルが取れてほっとしているが、昨年と力は変わっていない」と冷静に受け止める。目標とする東京五輪の8位入賞へ向け、やるべき課題を一つ一つこなしていく。【小林悠太】

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