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体操

宮川選手「コーチの処分撤回を」 指導で暴力認める

記者会見する宮川紗江選手=東京都千代田区で2018年8月29日午後4時45分、藤井達也撮影
暴力行為を巡る双方の主張

 2016年リオデジャネイロ五輪体操女子代表の宮川紗江選手(18)が29日、東京都内で記者会見した。自らへの指導中の暴力を理由に日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた速見佑斗コーチ(34)について、宮川選手は「一緒に2020年東京五輪を目指したい」と訴え、処分の早期撤回と指導継続を求めた。一方、日本協会も同日記者会見して反論し、主張は食い違いを見せている。

     宮川選手は、速見氏から顔をたたかれたり、髪の毛を引っ張られたりするなどの暴力行為を受けたことは認めた。時期は1年以上前までで、大けがにつながるようなミスなどをした際に限られ、「指導をパワーハラスメントと感じたことはない。処分は重すぎる」とした。「毎日不安で練習に集中できない。責任を持って戦えない」とし、世界選手権(10~11月、ドーハ)代表候補を辞退することも明らかにした。

     一方、7月に日本協会の塚原千恵子女子強化本部長らと面談した際、速見氏との関係を断つよう何度も迫られたと主張。「高圧的に言われ、コーチと引き離されてしまう恐怖と苦痛でおかしくなりそうだった」と話した。

     日本協会が東京五輪に向けて有力な若手を集めるプロジェクトに加わるよう何度も迫られ、16年12月には塚原強化本部長から電話で「五輪にも出られなくなるわよ」と言われたと訴えた。塚原強化本部長は、パワハラ行為を否定している。

     日本協会は宮川選手の会見後に東京都内で記者会見し、速見氏本人への聞き取り調査を踏まえ、13年9月から今年5月にかけて10件の暴力行為を確認したと説明した。山本宜史専務理事は「宮川選手が指摘したパワハラ行為は初めて聞いた。宮川選手から正式な申し立てがあれば調査する」と述べた。【田原和宏、平本泰章】

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