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西武

山川、魂のサヨナラ打 鬼門・大宮で今季初勝利(スポニチ)

パ・リーグ 西武5-4楽天(2018年8月29日 県営大宮)

 西武が29日の楽天戦で今季7度目のサヨナラ勝ちを演じた。2-4で迎えた9回、秋山翔吾外野手(30)が1死二、三塁から右前2点打を放って同点。2死二塁から4番・山川穂高内野手(26)が右越え安打で試合を決めた。大宮では今季、ここまで2戦2敗。今季最終戦での劇的勝利で、10年ぶりの優勝へまた勢いをつけた。

     ヘルメットを脱ぎ捨て、右手を突き上げた。逆転サヨナラ劇の総仕上げは、苦しんでいた山川だ。中堅手も右翼手も届かない外野深くへ決勝打を運んだ。

     「自分に回ってきてくれと思っていた。バットに当てれば何か起こるという状況になった。良かったです」

     今季2戦2敗だった大宮。1点差を追いついた直後の7回に3点を与える嫌な流れだった。だが、2点を追う9回に獅子おどし打線が本領発揮。1死から代打・栗山が右中間二塁打で出塁すると、辻監督はベンチの山川の姿にピンときた。

     「アグー(山川)がバットを持って祈るようにしていた」

     1死二、三塁と好機が広がり、秋山の右前打で同点。2死二塁となり、その山川が6月15日の中日戦以来、プロ2本目のサヨナラ打で連勝を決めた。

     「バットに念を込めていました」。辻監督の指摘に山川は冗談めかした後、心中を明かした。「気持ちの整理。技術的な…。ハーマンは高めの球が強いので低めを狙おうと」。カウント1-2からの低めのボール気味のスライダーに食らいつけたのは、準備のたまものだった。

     2位・ソフトバンクに3連敗した福岡での3連戦で13打数無安打に終わった。「ふがいなさはある。浅村さんが打って僕が続いてこそ西武の打線。そこを止めてしまっていた」。前夜は前橋でのナイター。逆転3ランを放った3番・浅村の後ろで得点に絡めず、じくじたる思いをさらに募らせた。

     試合後、愛車のハンドルを2時間近く握っていても、打撃のことばかりが浮かんだ。「バットの芯に当たる感覚を思い返して何度もイメージした」。開幕から4番に座り続ける責任感がそうさせた。

     「浅村さんに続けない悔しさはあります」。抱いた思いを、忘れない。それが常に前を向き続ける、山川の強さだ。

     ≪9月2日にもM点灯≫西武の優勝マジック最短点灯日は9月2日。31日から西武がオリックスに3連勝し、自力優勝の可能性が残っているソフトバンクが楽天に3連敗すればM19が点灯する。(スポニチ)

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