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モンスター銀河

活発に星生む様子 国立天文台など初観測

アルマ望遠鏡の観測結果を基に描いたモンスター銀河の想像図。白く光る部分に、星の材料となるガスが多く存在している=国立天文台提供

 地球から124億光年のかなたで、「モンスター銀河」と呼ばれる巨大な銀河が爆発的に星を生み出す様子を初めてとらえたと、国立天文台などの研究チームが30日付の英科学誌ネイチャーに発表した。誕生から十数億年の初期の宇宙で、巨大銀河がどのように作られたかを解明する手がかりになるという。

 モンスター銀河は、地球が属する天の川銀河の1000倍ものペースで星が生まれる巨大銀河。星の材料となるガスを大量に含み、周囲が濃いガスやちりに覆われているため、光が銀河の外まで届かず、可視光では詳しい観測が難しい。

 チームは、2017年10~11月に南米チリにある電波望遠鏡「アルマ」を使い、しし座付近にあるモンスター銀河が発する電波を観測し、ガスの分布などを調べた。

 従来は銀河の中心部にガスが集まり、星が形成されていると考えられていたが、このモンスター銀河では中心部以外にも2カ所、ガスが集中している場所が確認でき、銀河全体で活発に星が作られていることが分かった。

 チームの但木謙一・日本学術振興会特別研究員(銀河天文学)は「アルマ望遠鏡で高解像度の観測が可能になった。今後もさまざまな銀河でガスがどのように分布するかを調べ、銀河の成り立ちを明らかにしたい」と話した。【斎藤有香】

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