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滋賀・沖島

イモ愛すイノシシ迷惑 特産アイス販売ピンチ

14日未明に沖島の畑に出没したイノシシ。中央右で目が光っているのが分かる=滋賀県近江八幡市提供
沖島の子供たちが開発したサツマイモのアイスクリーム=沖島町離島振興推進協議会HPより

 日本で唯一の淡水湖に浮かぶ有人島として知られる琵琶湖・沖島(滋賀県近江八幡市、約1.5平方キロ、人口約250人)が、イノシシの被害に悩まされている。特産品として昨年から売り出したサツマイモのアイスクリームも畑を荒らされて来年からは販売が難しい状況で、島民は「何とか駆除してほしい」と頭を抱えている。

     沖島は琵琶湖の漁獲高のほぼ半分を占めるなど漁業が盛んで、サツマイモは主に島民の自給用として栽培していた。ただ、島の特産品を生みだそうと婦人会が昨年、地元の小学校に通う子供たちのアイデアを基にサツマイモを使ったアイスクリームを開発。観光客に年間約2500個を販売する人気商品となった。

     一方、数年前からサツマイモやタケノコなどの食害が深刻化。畑に張った動物対策の網も破られ、畑を掘り起こすなどの特徴から、イノシシによる被害の可能性が高まった。

     島内にはもともとイノシシが生息していなかったが、複数の島民が琵琶湖を泳いで渡る姿を目撃しており、市は畑にビデオカメラを設置。今月14日未明に初めてイノシシの撮影に成功した。同21日には島民による目撃情報も初めて寄せられたという。

     対岸の堀切港(近江八幡市)から沖島までは約3.5キロあるが、香川県小豆島町によると四国側から小豆島までイノシシが約20キロ泳いだケースなどもある。沖島町離島振興推進協議会事務局の本多有美子さん(46)は「学校で育てているサツマイモ畑は無事だが、それだけでは量が足りない。せっかく特産品作りに子供たちが取り組んできたのに台無しだ。何とかしてほしい」と訴えている。【蓮見新也】

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