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アジア大会

第1走者・山県回りながら加速「五輪へ弾み」

陸上男子400メートルリレー決勝で日本の第2走者の多田修平(左)にバトンパスする第1走者の山県亮太=ジャカルタで2018年8月30日、宮間俊樹撮影

 ジャカルタ・アジア大会は第13日の30日、陸上の男子400メートルリレー決勝があり日本が38秒16で、ライバル中国を0秒73差で破った。

 勢いをつけたのは、今大会の100メートル決勝で自己ベストタイの10秒00を出して銅メダルを獲得した山県亮太(セイコー)だ。26日の100メートル決勝から中2日だった前日の予選では「疲れが残っていて無理をしないように走った」と話していたが、決勝は全力でスタートダッシュを決めてチームを勢いに乗せた。

 山県は2012年ロンドン五輪から代表で第1走者を務めてきたスペシャリストだ。日本陸上競技連盟科学委員会の分析によると、16年リオデジャネイロ五輪ではジャマイカや米国の選手を抑えて、区間トップのタイムを出した。第1カーブを回りながら加速することが必要で直線を走る通常の100メートルと異なる考えが必要になる。

 秘訣(ひけつ)があるという。スターティングブロックを外寄りに置き、第1カーブの頂点に向かって、まずは真っすぐに走るイメージでスタートダッシュをする。カーブの頂点に到達したらコーナリングを行いながらさらに加速していく。山県は「1日練習すればすぐに感覚を思い出す」と説明する。

 14年仁川(韓国)大会で敗れたときも第1走者を務めた。今回の400メートルリレーのメンバーで、前回の経験者は山県一人しかいない。4年前の悔しさを知っているからこそ、「ライバルの中国に勝って、20年東京五輪へ弾みをつけたい」と繰り返し話してきた。男子100メートル決勝で完敗した蘇炳添(中国)にも雪辱を果たした山県は何度も拳を握りしめて喜びに浸った。【小林悠太】

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