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アジア大会

世界意識し壁破る 目指すは37秒前半

陸上男子400メートルリレー決勝、1位でフィニッシュする最終走者のケンブリッジ飛鳥=ジャカルタのブンカルノ競技場で2018年8月30日、徳野仁子撮影

 【ジャカルタ小林悠太】ジャカルタ・アジア大会は第13日の30日に行われた陸上男子400メートルリレー決勝で、2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本が20年ぶりにアジア一の座に返り咲いた。「次は世界の頂点目指して頑張りたい」と第1走者の山県亮太(26)=セイコー。20年東京五輪に向け、アジアの壁を破った。

     リオ五輪では陸上のトラック種目で日本勢として88年ぶりの銀メダルを獲得したものの、優勝したジャマイカの37秒27に対して、日本は37秒60。その0秒33差を埋めるために全員が意識したことが「4人全員が100メートルを9秒台」。つまり個々の力の強化だ。

     100メートルの日本歴代10傑のうち、昨秋に9秒台に突入した桐生祥秀(22)=日本生命=の9秒98を含め、六つがリオ五輪後に出た記録だ。銀メダルの快挙を国内で練習中に知った多田修平(22)=関学大=も「すごいと思ったが内心悔しさもあった。東京五輪では舞台に立って活躍したいという気持ちが強くなった」と振り返る。多田もまた、五輪翌年の17年9月に日本歴代7位の10秒07を出した。

     普段は、100メートルでしのぎを削る個性豊かなスプリンターたちがリレーになると、一気に結束する。山県は「リレーは強いライバルと組むことが信頼関係につながる。全員が世界を意識しているから、高め合える関係になる」と強調する。

     目指すは東京五輪の37秒台前半での金メダル獲得だ。ライバルの中国に0秒73差をつけた。今大会の100メートルを9秒92で制したエースの蘇炳添が第3走者を務めたとはいえ、9秒97の記録を持つ謝震業がけがで欠場。二枚看板の一つを欠いての勝負で、慢心はできない。独走でフィニッシュしたアンカーのケンブリッジ飛鳥(25)=ナイキ=は「もっともっと攻めていかなければならない」という。2年後に向かい、これからも「個」と「和」を高めていく。

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