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ボクシング

村田、ベガスで10・20V2戦決定 勝ってゴロフキン指名へ(スポニチ)

WBA世界ミドル級タイトルマッチ (王者)村田諒太《12回戦》(同級2位)ロブ・ブラント(2018年10月21日 米ネバダ州ラスベガス パークシアター)

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が30日に都内で会見し、10月20日に米ラスベガスで同級2位ロブ・ブラント(27=米国)と2度目の防衛戦を行うと発表した。陣営が一時は拒否した指名挑戦者との対戦を村田は歓迎。KOで指名試合をクリアし、WBAスーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)-サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)の勝者の相手に堂々と名乗りを上げる。

     前座だった過去2試合とは違い、自身3度目のラスベガスは世界王者としてメインを張る。「今まではイベントに参加させてもらっただけ。僕の中で初めてラスベガスで試合をしたと言えるようになる」。村田は“真の本場デビュー”決定を喜び、挑戦者がブラントに決まったことも「ハッピーですね。やらなかったら“逃げた”みたいに取られるのが嫌だった」と歓迎した。

     村田の最終目標は9月15日にラスベガスで行われるミドル級頂上決戦・ゴロフキン-カネロの勝者とのビッグマッチで、V2戦は米国でアピールする機会となる。村田と契約する米トップランク社はかみ合う相手が必要と考え、カネロと同門のクイグリー(アイルランド)と交渉を始めたが、WBAがブラントとの指名試合を指令。さらにブラント陣営が入札で興行権を獲得し、村田がクイグリー戦を強行すれば王座剥奪の可能性があった。だが、帝拳ジムの本田明彦会長によると、一時は強気だったブラント陣営が興行権を放棄しトップランクの興行に出ると歩み寄ってきたため、指名試合消化を決断したという。同会長は「倒しにくい相手だけど、今回はKOを狙わせる」と話した。

     村田も当然、KOを意識している。スピードがあり手数の多いブラントに対し、「キーポイントは僕がプレッシャーをかけて彼が下がるか」と分析。近距離でもプレッシャーをかけるショートパンチを練習していると明かし、「これをクリアすれば、僕にも“誰とやりたい”とか言える権利が生まれてくる。いい形でクリアして次につなげたい」と言い切った。週明けから外国人パートナー3人とのスパーリングを開始する。

     ◆ロブ・ブラント 1990年10月2日生まれ、米ミネソタ州セントポール出身の27歳。アマ全米王者を経て12年6月プロデビュー。15年10月にWBC米大陸ミドル級王座、16年1月にWBA北米同級王座獲得。17年10月、WBSSスーパーミドル級トーナメント1回戦でブレーマー(ドイツ)に判定負け。プロ通算24戦23勝(16KO)1敗。身長1メートル82の右ボクサーファイター。

     【データ】米国で防衛に成功した日本人世界王者は西岡利晃、亀田和毅(2回)、河野公平、井上尚弥の4人。米国で米国人相手の防衛成功は昨年9月の井上(対ニエベス)だけ。ラスベガスで米国人相手の防衛戦は村田が日本人初となる。(スポニチ)

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