メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

NAFTA

米カナダ協議延長 乳製品めぐり溝埋まらず

トランプ米大統領=AP

 【サンフランシスコ清水憲司】北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で、米国とカナダは8月31日、来週も協議を続けることを決めた。トランプ米政権は31日を大筋合意の期限に設定していたが、カナダの重要産品である乳製品の市場開放などをめぐり溝が埋まらず、合意に至らなかった。米国は先に合意していたメキシコとの2国間協定に切り替える構えを見せ、早期妥結に向けカナダに圧力をかけている。

 トランプ大統領は31日、メキシコとの新たな通商協定に署名する意向を議会に通知した。トランプ政権は12月1日のメキシコの政権交代までに新協定の署名を終えたい考え。米国内法は、議会が十分な審議を行えるよう署名から90日前の通知を求めており、8月31日がギリギリの期限になっていた。

 ただ、通知は「カナダが望むならカナダとの協定にも署名する」として、今後もカナダとの交渉を続け、合意に達すれば従来通り3カ国の枠組みを維持する方針を示した。

 米国とカナダは5日に交渉を再開する。米政府は1カ月後に新協定の合意文書を議会に提出する予定になっているため、9月末が次の合意期限になるとみられる。

 NAFTA再交渉は8月27日、米国とメキシコが大筋合意に達し、残るカナダが同意するかどうかが焦点になった。米国とカナダは連日協議したが、乳製品の市場開放をめぐって隔たりがあるほか、貿易上の対立を裁判に似た手続きで処理する「紛争解決手続き」の存続でも対立している。

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 会津藩公行列 「ありがとなし…」綾瀬はるかさん手を振り
  2. 障害者雇用水増し 「名前貸して」元横浜家裁職員が証言
  3. 女子テニス 大坂ウイルス性の病気のため武漢オープン欠場
  4. 海賊 ソマリア沖で商船襲撃相次ぐ 干ばつや飢饉が影響か
  5. 新元号 即位前公表「ルール違反」 京産大名誉教授が指摘

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです