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コンビニ

群馬など展開「セーブオン」35年の歴史に幕

取り外されたセーブオンの看板=前橋市新堀町のセーブオン前橋南インター店で、2018年8月31日午後1時26分、菊池陽南子撮影
セーブオンのホームページには「35年間のご愛顧ありがとうございました」というメッセージが掲載された=セーブオンホームページより

 群馬県内を中心に展開してきたコンビニエンスストア「セーブオン」(前橋市)が31日、35年の歴史に幕を閉じた。「39円アイス」や「焼きまんじゅう」など安さと地元ならではの品ぞろえで県民に愛されてきただけに惜しむ声があがった。今後、大半の店がローソンに看板が変わるが、「焼きまんじゅう」の販売は一部店舗で続く。

 31日午前7時、セーブオンの157店舗が営業を終了した。JR前橋駅前のエキータ前橋店では、閉店ぎりぎりまで買い物をする客の姿があった。午前7時になると、店員が店の入り口に「閉店のお知らせ」と書かれた紙を張り営業が終了した。

 前橋での用事の前に立ち寄った高崎市の会社員、栗原宏彰さん(36)は店で買ったコーヒーを片手にスマートフォンで閉店後の外観を撮影していた。太田市出身で、地元で最初にできたコンビニがセーブオンだったという。「小学生の頃少しぜいたくして空揚げを買うのが楽しみだった。店が閉まる瞬間を見届けようと思って来た」と寂しげに話した。

 前橋市亀里町のセーブオン本部にほど近い前橋南インター店(前橋市新堀町)では午後1時、看板が外された。マレーシアに住む娘に看板が外された店の様子を送ろうと写真を撮っていた前橋市の中嶋博さん(69)は「娘が小さい時によく来ていて、祖父からもらったお小遣いを使い切って怒られていたこともあった。この辺りに住んでいる30代以上の人はみんな思い入れがある」と感慨深げだった。

 前橋市に住む20代の女性は「高校生の頃はよく『39円アイス』や揚げ餅のりを買って食べていた。閉店はさびしい」と惜しんだ。

   ◇  ◇

 セーブオンは1983年に渋川市内で1号店をオープン。一時は最大605店舗まで拡大した。2017年2月、業界の競争激化や「顧客のニーズに応えるため」(平田実社長)などを理由にローソンへの転換を進めることが発表されていた。【西銘研志郎、菊池陽南子】

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