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淡路

台風で倒壊の風車、土台の鉄筋が断裂 現地調査

台風20号で倒壊した風車の基礎部を調べる専門家ら=淡路市小倉で2018年8月31日午後2時27分、登口修撮影
倒壊した風力発電用の風車=兵庫県淡路市で2018年8月24日午前8時半、本社ヘリから加古信志撮影

 台風20号で倒壊したとみられる北淡震災記念公園(兵庫淡路市小倉)の風力発電用の風車(出力600キロワット)について、経済産業省は31日、専門家と共に現地調査を行った。塔(高さ37メートル)を支える土台部分のコンクリートに入っている鉄筋が断裂していることが判明した。県内には29基の発電用風車(3月末時点、10キロワット以上)があり、新温泉町では新たな建設計画も進む中、倒壊の原因に注目が集まっている。

     風車は全高約60メートルで、風速1.5メートル以上で3枚羽根が回転して発電する仕組み。設備の故障で昨年5月から停止状態だった。8月23日夜から24日未明にかけて通過した台風の強風で、土台が折れて倒壊したとみられる。

     調査には経産省電力安全課の担当者のほか、土木建築の専門家2人や淡路市、製造メーカーなどから20人が参加。約1時間かけて風車の基礎部分を調べた。土台部分は2層構造になっており、コンクリート内の鉄筋が強い力を受けて断裂した。塔は風速約60メートルまで耐えられる設計だったが、経産省の担当者は「倒壊の原因は現段階では不明」とした。同省は鉄筋を回収するなどして、詳しく調べる。

     淡路市は倒壊原因を究明するため、専門家らによる調査委員会を近く発足させる方針。

     新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や県によると、今年3月末現在で、県内の風力発電設備は淡路島の3市や神戸市など5市1町に計29基。また、新温泉町では、21基計9万2000キロワットの県内最大の風力発電所の建設計画が進んでいる。【登口修】

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