メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

防衛費

過去最高5兆2900億円要求 米兵器押し上げ

 防衛省は2019年度予算の概算要求で、米軍再編関連経費を除く防衛関係費として、18年度当初予算比約7.2%増の5兆2926億円を求めた。過去最高の要求額で、7年連続の増額要求となった。当初予算としても過去最大だった1997年度の4兆9412億円を上回る見通しだ。

     政府専用機の導入関連費を入れた要求総額では5兆2986億円(18年度当初予算比約2.1%増)。

     例年なら前年度当初予算額(18年度は約2212億円)を計上する米軍再編関連経費は、項目のみで額を明示しない「事項要求」とした。例年通り、18年度当初予算の米軍再編関連経費を計上した場合の実質的な要求総額で見ると前年度比約6.3%増となる。

     高額な防衛装備品は契約後に複数年度にわたって分割払いする手法が多用される。19年度はF35Aステルス戦闘機(651億円)、垂直離着陸輸送機オスプレイ(608億円)、イージス艦(393億円)、地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)の改良型(560億円)など、14年度以降に契約した米国の有償軍事援助(FMS)の分割払い分などが支出を押し上げた。FMSは19年度の新規契約額も約7割増の6917億円に膨らんだ。

     防衛省が強化を図る宇宙・サイバー分野では、宇宙ごみや不審な衛星を監視する宇宙状況監視システムの取得費など宇宙関連で925億円、サイバー防衛隊の150人から220人への増員などサイバー関連で231億円が盛り込まれた。

        ◇

     一方、新たに整備する陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の新規契約分として2352億円を要求した。だが、当初想定していた巡航ミサイルへの対処能力については導入を見送り、費用を縮減する。19年度予算の概算要求時点での導入費見積もりは2基約2474億円だが、発射装置の設置費や土地造成費は含まれておらず、導入費の総額は依然不透明だ。【秋山信一】

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 支局長からの手紙 お世話になりました /愛媛
    2. ORICON NEWS 是枝裕和監督、樹木希林さんの思い出ある映画祭で涙のスピーチ
    3. 風知草 圧勝ですが、何か?=山田孝男
    4. 会津藩公行列 「ありがとなし…」綾瀬はるかさん手を振り
    5. あの人に会った 関西ジャニーズJr. 西畑大吾さん

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです