アスベスト訴訟

夫亡くした原告「被害者と向き合って」

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 「国は最高裁に上告しないで、被害者全員を救済してほしい」

 原告の1人で、2011年に夫(当時63歳)を亡くした義経若枝さん(70)=京都市南区=は31日、厚生労働省前で訴えた。

 夫の大作さんは20代に5年間、九州の造船所で石綿の吹き付け作業を続けた。京都に移って30歳で結婚。せきやたんが出たが、病院でも原因は分からなかった。11年に石綿が原因のがんの腹膜中皮腫と判明。息苦しさや腹痛に苦しみ、診断か…

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