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アジア大会

「力不足」日本4位、見えぬ光  バレー女子

 ジャカルタ・アジア大会は第15日の1日、バレーボール女子の3位決定戦があり、3大会ぶりにベストメンバーで臨んだ日本は韓国に1-3で敗れ、4位に終わった。3大会連続でメダルを逃した。

     日本はライバルのタイ、中国、韓国に全敗した。これが2020年東京五輪で金メダルを目指す日本の現実的な立ち位置だ。中田久美監督は「本当に悔しい思いでいっぱい。すいません、力不足で……」と目を潤ませた。

     1-1で迎えた第3セットが象徴的だ。日本はサーブレシーブが少しでも乱れるとトスがレフトに偏り、徹底マークを受けたレフトスパイカーは決定力を欠いた。韓国はレフトエースの金軟景(キム・ヨンギョン)が次々にブロックの上から決めていく。6-8から8-15と一気に引き離された中盤で、金軟景に7点のうち5点を許した。一方、日本のレフトスパイカーは1点も取れなかった。

     12年ロンドン五輪で銅メダルを取った時の日本には木村沙織など苦境でも決めきる力のある選手がいた。今はサーブレシーブが安定して幅広い攻撃ができている時はいいが、崩れると歯止めが利かない。木村のような高いトスを打ちきるエースが育っていないことが原因だ。今大会で飛躍が期待された20歳で180センチの黒後愛(東レ)も韓国戦は第1セットで決めきれなかったため、第2セット以降はベンチに下がったままだった。

     アジア大会でメダルを逃した直近2大会は主力を除いた編成だった。「お家芸」と自負してきた女子バレーにとって、ベストの布陣でメダルを逃したことは屈辱的だ。29日開幕の世界選手権へ向けて「コンディションを整えること。あとは思いつかない」と中田監督。東京五輪への明るい兆しはみられなかった。【小林悠太】

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