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アジア大会

SO戦でマレーシア制す ホッケー男子初V 

 ジャカルタ・アジア大会は第15日の1日、ホッケー男子の決勝で、日本は6-6の同点でもつれ込んだシュートアウト(SO)戦の末、マレーシアに3-1で勝利し、大会史上初の金メダルを獲得した。オランダ人のアイクマン監督は「常に夢を見ていれば必ずかなう。我々は大和魂、諦めない心を持ってやってきた。優勝し、日本の歴史を作ることができた」と誇らしげだ。

     SO戦で5番目の村田和麻(小矢部REDOX)が放ったシュートがゴールに吸い込まれた。センターライン付近で祈っていた日本の選手たちは、全速力で村田の元へ駆け寄る。快挙を達成した選手たちは大声を出して、抱き合い、喜んだ。

     起死回生だった。主将の山下学(同)が「負けてしまうかと思った」と振り返ったほど、前半はマレーシアにスピードで圧倒され、一時は3点差をつけられた。だが、第4クオーターで一気に追いついた。「走りきることだけを一生懸命やった」と山下。残り2分を切って、再び勝ち越されたが、試合終了間際にペナルティーコーナー(PC)を獲得。その時点で時計は残り20秒余りだった。このチャンスで同点とし、SO戦に持ち込んだ。

     ホッケー男子は1932年ロサンゼルス五輪で銀メダルを獲得したこともあるが、アジア大会はいずれもタイ・バンコクで行われた66年、70年の3位が最高だった。

     20年東京五輪に向け、17年にアイクマン監督が就任。09~11年に一度チームを率いた経験があり、日本人の特性を理解した上で強豪国の要素を組み込んだ指導で躍進した。

     前日に金メダルを獲得した女子が「さくらジャパン」の愛称で親しまれているのに対し、男子は「サムライジャパン」。同じ言葉でも男子競技で野球の「侍ジャパン」とサッカーの「サムライブルー」という国内2大人気スポーツに埋没していた。山下は言った。「当然、もっとよくして、世界でも戦えるチームにしたい」。スティックを持った「サムライ」たちが、ジャカルタで存在感を示した。【倉沢仁志】

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