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黒田日銀総裁

「技術革新の悪影響防止を」 都内で講演

 日銀の黒田東彦総裁は3日、東京都内で金融先物市場について講演し、技術革新の悪影響を防ぐ必要性を訴えた。特にコンピューターを使って高速で売買を繰り返す「超高速取引(HFT)」について、「価格変動を拡大させるリスクを放置すると、市場の不安定性を高める」と述べ、取引所の対策強化を訴えた。

     HFTは、1000分の1秒単位で株式などの小口売買を繰り返し利益を上げる手法で、取引所のシステム高度化と共に業者の利用が拡大している。

     黒田総裁は、HFT普及のメリットとして、市場の流動性が高まることなどを挙げる一方、プログラムの設定ミスなどをきっかけに「合理性を欠いた取引が大量に実行されてしまうリスクを懸念する声も聞かれる」とも指摘。「問題に対する防止措置をしっかりと検討することが肝要」として、金融の技術革新に対する取引所の自主規制や監視の役割が重要になるとの認識を示した。【土屋渓】

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