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記者の目

西日本豪雨にみる水害対策 複合的連鎖へ想像力を=高尾具成(阪神支局)

西日本豪雨で大きな被害のあった広島県坂町小屋浦地区。上流の砂防ダムが崩壊し、土石流が襲った天地川沿いには、1907(明治40)年7月の土石流の惨事を伝える水害碑(右端)があった=8月4日、高尾具成撮影

高尾具成(ともなり)

 西日本豪雨は、異常気象の影響があるとはいえ、これまでの防災・減災対策が十分機能しなかったことを浮き彫りにした。避難対応などを改めて見直す必要がありそうだ。大切なのは、災害の複合的な連鎖を想定することだろう。東日本大震災後、「大地震と津波」がセットで広くイメージされるようになったが、「豪雨と(河川)氾濫、土砂災害」も素早く頭に思い浮かべる事柄として定着させるべきではないか。さらに周囲の状況に応じて危険を想像する、個々人の柔軟な発想力を養いたい。

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