また2年遅れ プルトニウム削減に暗雲
Jパワー(電源開発)は4日、青森県大間町に建設中の大間原発について、安全対策工事の開始時期を2018年後半から2年延期すると同県や同町などに報告した。原子力規制委員会による新規制基準への適合性審査が長期化しているためで、延期は3回目。運転開始は24年度ごろを目指すとしていたが、延期に伴い、26年度ごろに先送りになるとの見通しも示した。
大間原発は08年5月に着工した。全炉心でウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使う世界初の…
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