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台風21号

関西電力で停電218万軒 なお57万軒続く

大規模な停電が起きた兵庫県尼崎市内(手前)=2018年9月5日午前0時4分、幾島健太郎撮影

 関西電力によると、近畿地方を4日通過した台風21号の影響で、5日午前9時現在の暫定集計では、管内の延べ約218万3000軒で停電が発生した。そのうち約4分の1にあたる約57万5100軒でなお停電が続いている。強風の影響で、電柱が少なくとも約370本折れるなど配電施設に大きな被害が出たため、広域での停電となったという。自然災害による停電では、阪神大震災当時の延べ約260万軒に次ぐ規模で、台風被害では平成に入って最大規模の停電となった。

 関電によると、電柱被害が多かった原因については、想定を超える樹木の倒壊や飛来物があったためという。地域別では、大阪府では岸和田市などで248本が壊れ、兵庫県尼崎市などの阪神間、和歌山市でも被害が大きく、こうした地域の停電軒数が多かった。

 関電管内の府県別の停電軒数は次の通り(カッコ内は未復旧の数)。大阪府約102万6000軒(約32万3000軒)▽京都府約16万5000軒(約4万3000軒)▽兵庫県約41万8000軒(約8万2000軒)▽奈良県約5万1000軒(約6000軒)▽滋賀県約16万9000軒(約3万9000軒)▽和歌山県約32万7000軒(約8万2000軒)▽福井県の一部地域約1万8000軒(約100軒)。三重県の一部地域では約9000軒が停電したが、すでに復旧した。

 このほか、各戸への引き込み電線の損傷で停電が発生している場合もあり、実際に停電した軒数はさらに多いとみられる。また停電軒数を集約する作業が滞っており、数値は暫定的なものという。

 大規模停電は、役場や病院、コンビニエンスストアなど商業施設に広範に及び、市民生活への影響も広がっている。大部分のエリアでは7日中の復旧を目指すが、現場までの道路の被害状況などで停電が長引くエリアも想定されるという。関電の岩根茂樹社長は5日午前に大阪市内の同社本店で記者会見し、「停電が広範囲にわたって多くのお客様に長時間ご不便をおかけして申し訳ありません」と陳謝し、「できる限り早期の復旧を目指す」と語った。関電はグループと協力会社の8000人態勢で復旧にあたっている。また、災害発生時の応援協定に基づき、他の電力会社に高圧発電機車40台などの派遣を要請した。【真野森作】

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