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北海道

国内最大「むかわ竜」は新種か 化石取り出し完了

化石取り出しが完了したむかわ竜の全身骨格=北海道むかわ町で
ハドロサウルス科恐竜の骨格図=むかわ町立穂別博物館提供
恐竜の化石採集場所

 北海道むかわ町で見つかった国内最大の恐竜の全身骨格の化石を調査していた北海道大総合博物館とむかわ町穂別博物館の研究チームは、化石を岩などから取り出す作業を終え、同町内の施設で4日、報道陣に公開した。大型の草食恐竜ハドロサウルス科の一種(通称・むかわ竜)で、調査で部位が特定された頭骨や尾骨など157個は、全体の約6割にあたるという。推定体長8メートルの恐竜化石のほぼ全容が判明した。

 研究チームの小林快次(よしつぐ)・北大准教授(古脊椎(せきつい)動物学)は、「他のハドロサウルス科恐竜にみられない骨の特徴もあり、新種の可能性は非常に高い」と話している。

 むかわ竜の化石は、2003年、町内の約7200万年前(白亜紀後期)の地層から見つかった。当時は水深80~200メートルの海底だった場所で、死んだ後に沈んだため、ほぼ全身が残ったと見られる。

 研究チームは13年から約4年半の間、化石を含む約6トンの岩石から表面の岩を落とすクリーニング作業を続けてきた。一般的なハドロサウルス科の恐竜の骨格は255個で構成されており、今回特定された157個は骨の数全体の約6割、体積では約8割に相当するという。

 研究チームは今後、ほかのハドロサウルス科恐竜との違いなどを明らかにする作業を進める。【福島英博】

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