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プロ野球

原動力はファン 阪神・藤川700試合登板

 阪神の藤川球児投手(38)が1日のDeNA戦(甲子園)でプロ野球史上16人目の通算700試合登板を達成した。かつて球界を代表したクローザーは米大リーグ挑戦や右肘手術、独立リーグなど多くの経験を重ねながら、球団生え抜きでは山本和行の記録に肩を並べた。

     1日は2点リードの七回に登板。DeNAのロペス、筒香らを得意の直球で3者凡退に仕留めた。力投に応えるかのように打線も直後に3点を追加し、記録達成を演出した。

     高知商からドラフト1位で1999年に入団した「松坂世代」。2005年にはジェフ・ウィリアムス、久保田智之とともに「JFK」と呼ばれた盤石の救援陣の一角としてリーグ優勝に貢献。ワールド・ベースボール・クラシック日本代表にも2大会連続で選ばれた。13年から米大リーグでプレーしたものの、酷使し続けた右肘を手術し、15年に無念の帰国。故郷の四国アイランドリーグ・高知にも在籍した。古巣に戻った16年当初は先発を務めたが、シーズン途中から中継ぎに回り、昨年は52試合に登板した。

     投球の軸は今も直球だ。「火の玉」とも称された全盛期の球威こそないが、安定感は抜群。今季はマテオら中継ぎ陣の不調でリードする展開での登板が増え、2季ぶりのセーブも挙げた。ブルペンでは若手にアドバイスを送るなど、投手陣を支えている。

     「飽き性だが、野球だけはできる。お客さんが喜んでくれるのが一番。応援されて、張りがあるいい人生ですね」と藤川。記録よりも、変わらず声援を送ってくれるファンへの感謝が原動力だ。【村社拓信】

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