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アジア大会

野球の社会人代表が銀 対韓国、打力に課題

 2日に閉幕したジャカルタ・アジア大会で、野球の社会人日本代表が2006年ドーハ大会以来3大会ぶりに銀メダルを獲得した。「社会人の力を見せよう」と臨んだ決勝は、全員プロで編成された韓国の壁に阻まれ、1994年広島大会以来24年ぶりの頂点には届かなかった。

     今大会の大きな成果は、8月31日の台湾戦だ。巨人で投手としてプレーした姜建銘(ジャン・チェンミン)もいた台湾はプロ、アマ混成で、前回14年仁川(韓国)大会準決勝で4-10で敗れた相手でもある。日本は上位リーグの初戦で韓国に敗れた後の一戦。3大会ぶりの決勝進出は、3点差以上をつけての勝利が条件だった。

     先発の岡野祐一郎(東芝)が六回途中無失点と好投すると、2番手・荒西祐大(ホンダ熊本)が相手を1安打に抑えて零封リレーを完成させた。打線は好機を確実に生かして5得点を挙げ、主将の佐藤旭(東芝)は「一つの試合にかける集中力を発揮できた」と振り返った。都市対抗をはじめ、「負けたら終わり」の一発勝負を経験している社会人の強みを大舞台で発揮した。

     決勝では、米大リーグ・ツインズでプレーした朴炳鎬(パク・ビョンホ)らオールプロで、優勝すれば兵役を免除される韓国に再び挑んだ。日本は先発左腕の富山凌雅(トヨタ自動車)が一回に2失点し、2番手・堀誠(NTT東日本)は三回、朴炳鎬にソロ本塁打を許した。安打は一回の北村祥治(トヨタ自動車)の右前打1本に終わった。昨年2月に就任した石井章夫監督は「投手力はある程度戦えるが、やはり打力」と課題を挙げた。

     20年東京五輪はプロ主体の編成が想定されるだけに、石井監督は「結果を残して、一人でも社会人が食い込んでいこう」と選手たちに声を掛けて今大会に臨んでいた。昨年10月に台湾で開かれたアジア選手権に続く優勝こそ逃したものの、石井監督は「選手はみんな成長した。一定の成果を出せた」と評価した。【円谷美晶】

    ◇野球社会人日本代表のジャカルタ・アジア大会での戦績◇

    【2次リーグ】

    日 本 15(6)0 パキスタン

    日 本 17(5)2 中 国

    日 本 24(5)0 タ イ

    【上位リーグ】

    日 本 1-5 韓 国

    日 本 5-0 台 湾

    【決勝】

    日 本 0-3 韓 国

    ※( )数字はコールド回数

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