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プロ野球

22人の総力戦で「逆転のカープ」の底力

 ○広島5-4阪神●(マツダスタジアム・4日)

     選手22人をつぎ込んだ総力戦で「逆転のカープ」の底力を示した。3度リードを許しながらも追いつき延長戦に持ち込み、最後は十二回に菊池のサヨナラ打で劇的な勝利。菊池は「何とかしたいという一心だった。シーソーゲームだったが、勝ち切れたことが大きい」と、今季初の7連勝に声を弾ませた。

     1点を追う八回に松山が右翼線に同点打を放ち、最高のムードで延長戦に突入した。だが、延長に入ると2度の盗塁失敗など、なかなか流れをつかめない。十二回、先頭の代打・小窪が初球を右前に運ぶと白け始めたスタジアムが一変した。代打・堂林がきっちりと犠打で送り、続く野間も進塁打で2死三塁となり、菊池に打席が回った。

     カウント2ボール1ストライクからの4球目、高めの153キロに食らいついた。打球は右方向へふわりと上がったが、飛び込んだ右翼手のグラブをすり抜けるように外野の芝生の上にぽとり。大歓声がこだました。

     逆転勝ちは今季35度目。打率2割5分と本調子にはほど遠い菊池だが「みんなが打つ、その雰囲気に打たせてもらっている」と、チームの勢いを実感している。「これからも『逆転のカープ』と言われるチームでいられるように頑張りたい」。そう語る姿は、絶対王者の風格すら漂いつつある。【田中将隆】

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