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記者の目

故・翁長沖縄県知事、本土への問い 「魂の飢餓感」に答えを=佐藤敬一(西部報道部)

普天間第二小学校に駆け付け、米軍機から落下した窓の写真を掲げた翁長雄志知事=沖縄県宜野湾市で2017年12月13日、佐藤敬一撮影

 沖縄県知事として米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に反対した翁長雄志(おながたけし)氏が8月8日、67歳で急逝した。政府や本土は、沖縄戦や27年に及んだ米軍統治など、沖縄が歩んだ苦難の歴史に目を向けず、戦後73年の今も米軍専用施設の70%という過重な基地負担を押しつける。そのことに翁長氏は異を唱え続けた。「沖縄が日本に甘えているのか、日本が沖縄に甘えているのか」「沖縄県にのみ負担を強いる今の日米安保体制は正常といえるのか」。政府がどれだけ力でねじ伏せようとしても、翁長氏が残した問い掛けに答えることがなければ、沖縄の問題は決して解決しない。

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