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皇室

皇太子さま会見 要旨

 皇太子さまの記者会見の要旨は次の通り。

     --訪問への抱負。雅子さまが訪問を見送ったことについて。

     わが国とフランスの間に培われてきた交流の歴史に思いをはせたい。今回の訪問が、将来の相互理解と友好関係を深めていく上での一助となるよう願っている。

     雅子はできれば訪問したいとの気持ちでいたが、現地での移動を含む日程などを総合的に勘案した結果、私1人で訪問することになった。依然として体調には波もあり、外国訪問を含め活動の幅がすぐに広がるわけではない。

     --即位後、積み重ねてきた水問題への取り組みを国際親善にどう生かし、次世代の天皇像を示すのか。雅子さまの関わり方や愛子さまへの期待は。

     国際親善のための外国訪問は、訪問先の国とわが国との相互理解と友好親善を増進する上で良い機会で、皇族が果たすべき役割の中で重要な柱の一つ。

     両陛下も相手国とわが国との歴史を心にとどめ、将来を見据えて両国間の相互理解と友好親善をどう促進していくのがよいかと深く考えながら、訪問先での諸行事に臨んでいた。両陛下のお気持ちを大切にして、国際親善に努めていきたい。

     次世代の天皇に関して、陛下のこれまでのなさりようを踏まえ、それを基礎とし、日本と世界の人々の幸せを祈りつつ、自分に何ができるかを常に真剣に考えていきたい。

     水問題は大変重要な課題で、解決は世界平和にもつながっていく。私の立場で取り組みをどう生かしていけるのか、今後考えていきたい。

     雅子はいきなり活動の幅を広げることは難しいが、国際親善も外国訪問だけではなく、賓客の受け入れや日本で開催される国際的な行事への出席など、いろいろな形がある。焦ることなく、慎重に、少しずつ活動の幅を広げ、その過程で国際親善増進のための公務にもできる限り関わっていってくれるものと思っている。外国で暮らした経験、仕事で外交に携わってきたことは必ず役に立つと思う。

     愛子は、英国でのサマースクールへの参加を通じてさまざまな貴重な経験を積んできたようだ。今回の英国滞在によって、より幅広い視野を身につけてくれたのではないか。経験を今後の人生に、そして皇族としての役割を果たしていく中で生かしていってほしい。

     --女性の社会進出で世界上位にあるフランスから日本が学ぶことは。

     それぞれの国の自国の社会制度や慣習、文化的背景などを踏まえながら、互いに良い点を学び合っていくことが大切で、特に若い世代の人々がそのような意識を深めることが重要ではないか。

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