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テニス

全米オープン 「一緒に成長」因縁の対決 錦織×チリッチ

 5日(日本時間6日未明)の男子シングルス準々決勝で錦織圭(日清食品)が、2014年の決勝で敗れたマリン・チリッチ(クロアチア)との因縁の対決に臨む。舞台も4大大会の初タイトルを逃した時と同じセンターコートの「アーサー・アッシュ・スタジアム」だ。

     錦織は今大会の4回戦後の記者会見で、ストレートでチリッチに敗れた4年前の決勝について問われ「あの決勝はいつも思い出す。試合前は神経質ではなかったがコートに入ると本当に神経質になった」と話した。この時は4回戦、準々決勝と最終の第5セットまでもつれ4時間を超えた激戦を制し、準決勝はノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破って決勝へ進んだ。

     錦織にとって親日家でも知られるチリッチはジュニア時代からのライバルで「一緒に成長してきた特別な選手」と言う。ツアーでの対戦成績は8勝6敗で錦織がリード。16年ウィンブルドン選手権の4回戦では、錦織が途中棄権した苦い記憶もある。全米オープンでの対戦は14年の決勝以来で4度目となる。

     チリッチは今回の対戦を前に「彼(錦織)はバックハンドを信じられないほど早いタイミングで打つ」と話していた。錦織も「マリンとの対戦はいつも大きな挑戦。うまくいけばもう一度あの(決勝の)舞台に戻れる」と奮起。昨年の手首のけがから復活してきた錦織にとって、大きな意味のある一戦だ。【浅妻博之】

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