メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

縮む日本の先に

安心のために/8止 街の人全員で福祉

菜園で従業員らと話をする大原裕介さん(右)=北海道当別町で、竹内幹撮影

 札幌市から北東に車で1時間ほど離れた北海道当別町。ここで障害者の自立支援施設などを運営する社会福祉法人「ゆうゆう」の大原裕介理事長(39)には、たびたび思い出す光景がある。

 10年前のこと。80歳代の認知症の男性と10歳くらいの自閉症の男児が囲碁を打っていた。男児はコミュニケーションを取るのは苦手だが、囲碁はめっぽう強い。でも、その日は負けてしまった。周囲が「パニックを起こすのでは」と心配していると、男児は頭を下げた。「師匠、弟子にしてくれ」

 男児は、本気で戦ってくれる男性と心を通わせ、男性もまた、男児に癒やしを感じる関係が生まれた。大原さ…

この記事は有料記事です。

残り1161文字(全文1435文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 沖縄読谷 米兵、酔って民家侵入 高2長女、妹抱え逃げる
  2. 新潮45 杉田氏擁護特集で社長コメント「常識逸脱した」
  3. 新潮45 杉田水脈議員擁護の特集 批判は「見当はずれ」
  4. 新潮45 最新号特集に批判拡大 「社内造反」に応援次々
  5. 懲戒処分 職務中に性行為、不倫の警官 県警 /兵庫

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです