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台風21号

関空連絡橋衝突のタンカー 30分間漂流

関西国際空港の連絡橋に衝突したタンカー=2018年9月4日午後5時57分、本社ヘリから幾島健太郎撮影

 台風21号の強風にあおられて関西国際空港の連絡橋に衝突したタンカー「宝運丸」(2591トン)が衝突までの約30分間、漂流していたことが明らかになった。タンカーに搭載されている船舶自動識別装置(AIS)が記録しており、時速8キロ程度で衝突したとみられることも分かった。第5管区海上保安本部は、タンカーが漂流中に制御不能に陥ったとみている。

 AISは船の位置や速度などを自動送信する装置で、500トン以上の船舶などに搭載が義務付けられている。このデータを公開するマリントラフィックによると、4日正午ごろに衝突地点の約2キロ南で停泊していたタンカーは、風が強まり始めた午後1時過ぎから北へ流され始めた。その約30分後、時速8キロ程度で連絡橋にぶつかったとみられる。

 5管によると、タンカーは航空燃料を関空に荷揚げした後の3日夕から、いかりを下ろして停泊。タンカーは漂流時にエンジンを始動させており、衝突を回避しようとしていたという。

 気象庁によると、関空では4日午後1時に最大瞬間風速37メートル、同40分に観測史上最大の58.1メートルを記録。海保関係者は「強風で一度漂流し始めると、操縦して立て直すのは難しく、なすすべがなかったのではないか」と話している。【村田拓也】

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