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岐阜・入院患者死亡

病院長「死因は病死と判断」

藤掛陽生院長=岐阜市一番町で2018年8月28日午後1時46分、沼田亮撮影

 岐阜市のY&M藤掛第一病院に入院していた80代の患者5人が熱中症の疑いで相次ぎ死亡した問題で、病院の藤掛陽生(ようせい)院長は5日夜、弁護士を通じ「死因はいずれも病死だと判断した。真相解明に全面的に協力する」とのコメントを発表した。病院側が死因に言及するのは初めて。

 コメントではさらに「他界された患者様に哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りする。もっとできることはなかったのか考え、より良い医療を目指して努力を続ける」としている。

 一方、弁護士は文書で問題の経過を説明した。死亡した5人について「意思表示できる方も不十分な方もいた。入院が10年を超える方もいた」とした。

 説明によると、エアコンが故障した3、4階には当時、いずれも16、17人が入院していた。徐々に2階に移動させたが、医療療養型病床は全65床でそれほど余裕はなく、閉鎖していた別棟のエアコンも不調だった。そこで扇風機を設置して窓を開け、患者の脇の下に冷却剤を入れた。転院は受け入れ先がなく極めて困難だったとしている。

 5人の死亡を警察に通報しなかったことは「高齢で病気のある方が多数入院され、医療上問題がなかったとしても短時日に複数名が亡くなることが十分起こりうる」とした。その上で改めて、刑事責任を問われるような問題はなかったと考えていると強調した。【葛西大博】

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