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広島・新井引退

「はだしのゲン」中沢さんと交流

プレゼントされたバットを手に笑顔の中沢啓治さん(右)と新井貴浩選手=中沢さん提供

 現役引退を表明した広島東洋カープの新井貴浩選手(41)は漫画「はだしのゲン」のファンで、がんと闘っていた作者の中沢啓治さん(2012年に73歳で死去)を見舞い、バットを贈るなど交流があった。中沢さんの妻ミサヨさん(75)は「主人はコツコツと努力を続ける新井選手と自分を重ね合わせていたようだ。生きていれば『本当によく頑張った』と声をかけたはず」とねぎらった。

 広島市出身で「はだしのゲン」を読んで育ったという新井選手。カープから阪神タイガースに移籍後の11年9月、小学校の恩師の仲介で中沢さんの入院先を訪れ、「感謝」と書いたサイン入りのバットをプレゼントした。カープの大ファンだった中沢さんは喜び、お礼に「麦のように生きろ」と書いた色紙を新井選手に贈った。踏まれても立ち上がって成長する麦になぞらえ、作中で父親がゲンにかけた言葉だ。「つらいことがあっても負けるなよと伝えたかったのでは」とミサヨさん。中沢さんはバットを「宝物」として大切に保管していたという。

 新井選手はカープ復帰後、16~17年のリーグ連覇に貢献。球団は今季も首位を走り、初のリーグ3連覇、34年ぶりの日本一へ突き進んでいる。ミサヨさんは「日本一になって有終の美を飾ってほしい」と期待した。【寺岡俊】

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