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ヒロシマを生きて

被爆記者の回想/29 サダコの周辺/3 像は教育界の事業に 呼びかけた同級生沈黙 /広島

 被爆10年後の1955(昭和30)年10月に原爆症で亡くなった12歳の佐々木禎子さん。広島市立幟町小6年竹組の同級生61人が「団結の会」を組織して「サダコのお墓」を建てようと発願した募金活動は、禎子さんだけでなく、原爆の犠牲になったすべての子どもを追悼する「原爆の子の像」建設運動に発展した。

 学籍簿の上で禎子さんは、幟町中の1年生だった。全国中学校校長会の終了後、幟町中には各地の中学生が拠出した寄付金が次々に届けられた。田中元逸・幟町中校長は、1校の事業にとどめるべきではないと考え、広島市教委と相談した。

 その結果、56年1月に「広島平和をきずく児童・生徒の会(略称きずく会)」が発足した。市内の小中学校…

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