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旧優生保護法を問う

「記録なし」救済焦点 20府県、個人特定ゼロ 当事者の実態想像を 作家・甘糟りり子さんの話

 旧法の人権侵害に心を痛めている作家、甘糟りり子さんは「100人の平均値よりも、1人の物語が多くを知る手がかりになる」と語り、厚労省が調査結果として示した数字の向こうにある「当事者たちの実態に想像力を働かせてほしい」と呼び掛ける。

       ◇

     旧法の存在を報道で知ったとき、現代の話とは思えなかった。国が「産む、産まない」を強制し、人を選別する考え方が恐ろしい。

     岩手の男女をめぐる記録もそうだ。男性が結婚を望んでいたなら手術に反対するのは当然だ。この2人がその後どうなったか知るすべはないが、私たちは人権を否定された人たちにもっと想像力を働かせる必要がある。

     国会議員が最近、性的少数者を「生産性がない」と否定した。過去から何も学ばなければ、社会は恐ろしい時代に簡単に戻ってしまう気がしてならない。(談)

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