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NAFTA

米カナダが交渉再開 乳製品で隔たりは大きく

 【ワシントン清水憲司】北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉をめぐり、米国とカナダは5日、ワシントンで交渉を再開した。カナダのトルドー首相は焦点の一つである乳製品市場について一部開放する可能性を示したが、両国の隔たりは依然大きい模様だ。

     米国は8月下旬にメキシコと2国間で大筋合意に達し、残るカナダとも8月中の合意を目指し協議したがまとまらなかった。

     トルドー氏は5日、地元ラジオ番組で、自国酪農を保護する乳製品の「供給管理制度」について「我々は制度を守るが、柔軟に考える余地があるかといえば、それは交渉次第だ」と語った。

     米国が貿易紛争を裁判に似た仕組みで処理する「紛争解決手続き」の廃止を求めているのに対し、「ルール順守を確保する仕組みであり、維持する必要がある」と譲歩しない考えも表明。「ルールを常に守るとは限らない大統領もいる」と述べ、紛争解決手続きがトランプ米大統領の乱暴な通商政策に対する一定の歯止めになるとの考えを示唆した。

     一方、トランプ氏は5日、「カナダと集中的に交渉している」「2~3日で状況が分かる」と早期決着への期待を示した。カナダとの交渉が不調に終わった場合には、メキシコとの2国間協定に切り替える考えも示している。ただ、議会では経済・外交上の影響が大きいため「カナダ排除」への反対論が強い。議会の承認が得られなければ、メキシコとの協定は発効しないため、トランプ氏もカナダとの交渉に取り組まざるを得ない状況だ。

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