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米・インド

初の2プラス2開催 軍事演習拡大で合意

 【ニューデリー松井聡】米国とインドの初となる外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)が6日、インドの首都ニューデリーで開かれた。両国は海洋進出を加速させる中国をにらみ、米軍の通信システムを利用して情報共有する協定の締結や、軍事演習の拡大で合意した。一方、米国が反対していたインドのロシア製ミサイル購入計画やイランからの原油輸入については決着せず、課題も残った。

     2プラス2には米側からポンペオ国務長官とマティス国防長官、インド側からスワラジ外相とシタラマン国防相が出席。ポンペオ氏は6日の協議後の共同声明で、「インドと米国は自由と民主主義の価値観を共有している。我々は自由なインド太平洋のためにさまざまなレベルで取り組んでいく」と述べ、中国をけん制した。

     今回の協議では、インドが、暗号化された米軍の通信ネットワークへのアクセスを拡大させる「通信互換性保護協定」(COMCASA)を締結。これに伴いインドはこれまで購入できなかった通信機器や技術を米国から購入できるようになる。また、2019年にインド東岸で陸海空軍による合同軍事演習を実施することや、防衛、外相間のホットラインの設置でも合意した。

     一方、米国が対露制裁のインドへの適用をちらつかせながら断念を迫っているロシア製地対空ミサイル「S400」の購入計画については2プラス2では決着しなかった。ロイター通信によると、ポンペオ氏は6日の協議後、「インドのような重要なパートナーを罰するために努力している訳ではない」と述べた。ただこの発言がインドが求める制裁除外を示唆したものかは不明だ。また、ポンペオ氏は米国が停止を求めているイラン産原油の輸入についても、インド政府とともに解決に向け取り組んでいく姿勢を示した。

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