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米国

政権幹部の匿名の寄稿文「トランプ氏は国家に有害」

ニューヨーク・タイムズ紙が掲載

 【ワシントン高本耕太】米紙ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は5日、トランプ大統領の存在を「民主国家の繁栄にとって有害」と批判し、国を誤らないため政権内部の「抵抗勢力であり続ける」と宣言する政権幹部の匿名の寄稿文を掲載した。同じ意思を持つ「多くの高官」の一人だと説明している。タイムズ紙は政治任用官であるこの高官の素性を把握したうえで、職を追われるおそれを考慮して匿名掲載に踏み切ったとした。

     高官は自身がどの部門で勤務しているかなどを明らかにしていない。

     投書は、混乱の続くトランプ政権の「問題の根源は、大統領に道徳観念が欠如していることだ」と指摘。規制緩和や税制改革、軍強化など、トランプ政権の「成果」に一定の評価を与える一方、トランプ氏の「生煮えで論拠のない無謀な政策判断」が、しばしば撤回を余儀なくされているなどと酷評している。

     高官は、トランプ氏と国を憂える政権幹部らによる「二元大統領制」が展開されているとして、トランプ氏がプーチン露大統領と個人的な関係を築く一方、英国での元ロシアスパイ暗殺未遂事件を巡り制裁を発動するなど政府として強硬政策を維持する対露外交を例に挙げた。そのうえで「何らかの形で政権が終わるまで、われわれは政権を正しい方向に導くためになし得る限りのことを続ける」としている。

     記事掲載を受け、トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「匿名は『臆病』と同義だ」と批判。ツイッターにも「反逆罪?」と投稿、不快感をあらわにした。

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