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京都マンガミュージアム

さくらももこさん追悼コーナー

もともと企画されていた、りぼんの「付録展」。追悼コーナー以外にもさくらさんの作品がある=京都市中京区の京都国際マンガミュージアムで2018年9月6日午後1時55分、前本麻有撮影

 大好き、まるちゃん--。京都市中京区の京都国際マンガミュージアムに、先月53歳で亡くなった漫画家・さくらももこさんの追悼コーナーができた。代表作「ちびまる子ちゃん」などの書籍約40冊、集英社の少女漫画雑誌「りぼん」で手がけた付録約30点を展示している。来場者たちは「まるちゃん」が描かれたシールやレターセットなどの付録に「懐かしい」と笑顔を見せては、53歳という早すぎるさくらさんの死を悼んだ。

 「250万乙女」を夢中にさせた「りぼん」の連載作品と付録の数々。同ミュージアムは約50点の付録を集めたミニ展示の企画を進めていたところ、さくらさんの訃報が入り、急きょ特別にコーナーを設けた。

 1989年10月号の付録は愛らしいまるちゃんが描かれたメモパッド。「みなさん、メモはじゅぎょう中にともだちにまわしたりしては、いけませんよ」と注意書きも添えられている。90年5月号の付録「まるちゃんの母の日セット」は紙製の「おそうじします券」などのお手伝い券とメッセージカード。自らの小学生時代を思い出さずにはいられない品々に心が躍る。

 「アニメをずっと見てきたけど、こんな付録もあったんだ」。兵庫県加古川市から来場した大学生、坂本美芙優さん(18)、坂百花さん(18)は笑顔を見せた。二人はそれぞれ書店でアルバイトをしており「性別や世代を問わず、さくらさんの作品を買い求める客が増え、影響力の大きさを感じている」。

 広報担当の中村浩子さん(39)は「さくらさんをはじめ、漫画家の先生たちは連載作品で忙しい中、付録のためだけに書き下ろしたり、色合いやデザインなども手がけたりしていた。付録の数々は、私たちの『カワイイ』という感覚の原点でもありますよね」と話した。

 さくらさんの追悼コーナーと、ミニ付録展は11月30日まで。入館料大人800円、中高生300円、小学生100円。水曜休館。電話(075・254・7414)。【前本麻有】

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