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ナジックニュース

部屋選びで重視 「学校の近く」より「スーパーの近く」 1人暮らし学生実態調査

「もう一度、最初から1人暮らしの住まいを探すとしたら、どんな建物にしますか」という問いに、全体の6割以上が学生専用マンションを選んだ。一方、ルームシェアを希望する学生はわずか3.5%だった

 東急不動産ホールディングスグループで、学生マンションの管理運営などを行っている学生情報センター(ナジック、本社・京都市)が、1人暮らしの学生の生活実態調査を初めて行った。調査からは、ネットなどを使いこなす世代ならではの実態が垣間見られた。

     調査は同社が管理運営する学生マンションの入居者2万5714人を対象に、6月にウエブで行われ、316人から回答を得た。

     1人暮らしを始めて良かったこととして、「時間を自由にできる」が87.0%、「生活力がついた」が61.7%と続いた。さらに、「自分で洗濯するようになった」(56.0%)、「自分で掃除するようになった」(46.2%)、「自分で料理するようになった」(41.1%)といった項目などの比率が高く、1人暮らしをするようになって初めて、学生の約半数が家事を体験している実態が浮き彫りになった。

    虫が出ることにオドオド 健康には気を配り…

     1人暮らしの悩みについては「病気になったとき」が68.4%で最も高く、「栄養のバランスが悪くなる」が54.4%。「虫が出たとき」(31.3%)や「朝起きられない」(24.7%)といった悩みも多かった。食生活については、別の設問で自炊が45.9%、弁当やお総菜が25.9%。インスタント食品(7.6%)やファストフード(1.9%)は少数派で、健康に気を使っていることも分かった。

     部屋選びで重視したことは、「学校の近く」(54.7%)より、「スーパーが近くにある」(76.9%)、「駅の近く」(67.4%)が上回った。「コンビニが近くにある」(54.1%)も半数を占めていた。一方、「郵便局が近くにある」は23.4%にとどまり、学生たちは日常生活での利便性を重視していた。

    部屋に欲しいサービスに無料Wi-Fi、宅配ボックス!

     家賃が多少高くなっても部屋に欲しい設備・サービスについては、バス・トイレ別を希望する学生が63.3%でトップ。無料Wi-Fiサービス(44.9%)、大きな収納スペース(39.9%)、オートロック(37.0%)、独立洗面台(36.7%)、宅配ボックス(31.0%)の順だった。

     再び1人暮らしの住まいを探すとしたら、どんなタイプにしたいかという質問には、学生専用マンション希望が60.8%と約6割を占め、一般のマンション・アパートは34.5%だった。また、近年、人気とされる友人とのルームシェアはわずか3.5%だった。

     調査から読み取れるのは、核家族化が進み、親と子どもの関係が濃密になる中、大学進学での1人暮らしが親離れのきっかけになっていることだ。また、ネット環境の充実や、宅配ボックスを求めるのは、ネットショッピングや親からの差し入れなどが増えていることが背景にありそうだ。

     同社では、今後も同様の調査を続けていき、1人暮らしの学生のニーズを把握しながら、学生マンションなどの設備の充実を図っていくことにしている。【中根正義】

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