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北海道地震

札幌市場、競りを再開 水産部門、入荷量30分の1

札幌市中央卸売市場での再開したセリでは時期を迎えた秋サケなどが並んだ=札幌市中央区で2018年9月8日午前5時46分、竹内幹撮影

 北海道での地震に伴う停電の影響で営業を停止していた札幌市中央卸売市場(同市中央区)は8日、ようやく水産部門の競りを再開した。多くの仲買人らが集まり、旬の秋サケやヒラメなどを競り落としたが、ほとんど地震前の入荷分で通常の約30分の1の量しかなく、営業を再開していないスーパーや飲食店も多いため、やや安値で取引された。

 昨年、記録的不漁だった秋サケは回復基調にあったが、地震で打撃を受けた。取引卸売業者「丸水札幌中央水産」の菊地満昭常務は「秋サケがおいしくなる時期なので多くの人に食べてもらえるよう早く復活してほしい」と話した。

 市場自体が停電で冷蔵設備や照明などが使えなかった上、商品を受け入れる市内の飲食店やスーパーも営業を停止していたため、地震のあった6日から競りを中止していた。競りができない6、7両日は宮城県や岩手県などに移送せざるを得なかった卸売業者も。電力がほぼ全面復旧した8日朝、値段を叫んで競り落とす仲買人で活気に満ちた。主力の秋サケ約11トンは午前中にすべて取引され、関係者は「来週以降少しずつ回復するのではないか」と期待感を示していた。【安達恒太郎】

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