メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

北海道震度7

「迫る72時間」夜通し捜索

多くの日用品が掘り出される土砂崩れ現場で安否不明者の捜索をする消防隊員や自衛隊員=北海道厚真町で2018年9月8日午前7時59分、貝塚太一撮影

 地震発生から丸2日が経過し、生存率が急激に低下する「72時間」が迫る中、8人が安否不明の北海道厚真町では、救助隊による懸命な捜索が夜通し続けられた。

 多くの被害があった同町吉野地区。山から滑り落ちた土砂は木々を巻き込み、家屋を押しつぶして畑にまで流れ込んでいた。

 安否不明者の自宅と見られる周辺では、約5~6メートルの高さに積み上がった土砂を陸上自衛隊員らが掘り進めると、へし折れた木柱やひしゃげた窓のサッシ、ぼろぼろのカーテンが次々と現れた。その後、航空自衛隊の救助犬部隊が到着。「誰かいませんか」「返事をしてください」。数匹の救助犬を誘導しながら、隊員が声をかけて反応を探る。捜索地点を絞り、再び隊員らが十数人でバラバラになった木片をかき分け、スコップで掘り進めた。

 離れた畑の小道から捜索の様子を見守っていたむかわ町の女性(69)は「ここは親戚の家。連絡が取れず、いてもたってもいられずやって来た。一緒に旅行に行き、地震の前日も遊びに行ったばかりなのに……」と口元をタオルで押さえ、涙ぐんだ。【澤俊太郎】

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 読谷村 高2少女が生後5カ月妹抱いて逃げ…不法侵入疑いの米兵不起訴 村長強い憤り/沖縄
  2. キングオブコント 11代目王者は「ハナコ」 2490組の頂点に
  3. レスリング 栄氏が至学館大を退職 
  4. 事故 青森の車4台衝突 搬送8人のうち3人死亡確認
  5. 訃報 国友やすゆきさん65歳=漫画家、「100億の男」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです