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全米テニス

天敵の壁破れず 錦織、決勝逃す

全米オープン男子シングルス準決勝の試合後、ジョコビッチ(右)と握手する錦織=2018年9月7日、AP

 テニスの4大大会最終戦、全米オープン男子シングルス準決勝は7日、錦織圭(日清食品)はノバク・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れた。

    ジョコビッチの堅守崩せず

     相性の良い全米の舞台でも、天敵の壁を破れなかった。錦織は苦手にしていたジョコビッチの堅守を崩せず、これで14連敗。悔しさを抱えたままコートを去った。

     両者が得意とするストローク戦で主導権を握ったのは、ジョコビッチだった。ラリー戦でも錦織のショットの方がわずかに浅く、そこをジョコビッチは逃さなかった。

     第1セット第2ゲーム。錦織は0-40でブレークポイントを握られて劣勢に立たされ、そこから2度のジュースまで持ち込んだが、サービスゲームをキープできなかった。先手を取られたままセットを落とすと、3セットで一度もブレークできず、最後まで防戦一方になってしまった。

     右手首のけがから復帰した今季の錦織は、コート上で独り言をつぶやく場面が多い。劣勢の時も言葉を発することで、自らを奮い立たせてきた。言葉を忘れると、ベンチでノートを細かくチェックする。そうした一つ一つの積み重ねが自信も生み、ここまでの錦織は土壇場での精神的なタフさが目立った。だが、難敵への苦手意識をぬぐい去ることはできなかった。

     全米の準決勝でジョコビッチとぶつかるのは、4年前と同じ光景だ。ただ、歓喜の勝利を挙げたあの日を最後に、ジョコビッチを攻略できず、対戦成績は2勝15敗になった。

     「ここはいつも良い記憶がある。私にいい自信を与えてくれる」。プラス思考で臨んだ4年ぶりの決勝への道は、あと一歩で閉ざされた。【浅妻博之】

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