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北海道震度7

被災者視点の工夫凝らし 厚真の7避難所

 北海道厚真町では7日、人口の2割強に当たる約1100人の住民たちが町内7カ所の避難所に身を寄せた。それぞれの避難所では過去の災害などの教訓をもとに、小さな子どものいる家族に専用スペースを用意するなど被災者の立場に立った工夫が見られた。

 約500人が一夜を明かした町総合福祉センターの避難所。7日朝、避難した住民たちは毛布などの上でぐったりとした様子で横になったり、身を寄せ合って話し合ったりしていた。宮副雅美さん(48)は「昨夜は余震で寝付けなかった。目が不自由で、夜中のトイレや緊急時の階段の上り下りなどに不安を感じている」と疲れ果てた様子だ。

 一方、同センターは宿泊エリアが1、2階で三つに分けられ、そのうちの一つは乳幼児がいる家族に優先的に割り振られた。生後6カ月の男児を抱いた母親(26)は「赤ちゃんの泣き声などで気を使うから避難生活は不安でした。でも、ここは同じ境遇の人が多いので非常に助かっています」と話した。

 また、町のコミュニティーセンター「厚南会館」に避難している農業、工藤元子さん(44)は6日夜、会館の駐車場で小学2年の息子と車中泊をした。停電が続いているため夜になると暗闇を怖がり、「車に入ろう」とせがむという。

 自宅は地震の激しい揺れで家財道具などが散乱したが、建物には大きな被害はなかった。工藤さんは「自宅で眠ることもできるけど、少しでも明るく、人のいる場所に近いほうが息子も安心するので」と話した。【澤俊太郎、北山夏帆】

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