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日本ハム監督

逆転Vで復興の力に「野球選手は使命がある」(スポニチ)

報道陣の質問に答える栗山監督=スポニチ提供

 6日に最大震度7の大地震に見舞われた北海道を本拠地とする日本ハムは7日、8日の楽天戦(楽天生命パーク)に向け、新千歳空港から臨時便で仙台に移動した。7日の中止分が10日に振り替わり、3連戦を戦う。3位で首位・西武を5.5ゲーム差で追う栗山英樹監督(57)は、道民に復興への原動力にもなる逆転優勝の歓喜を届けることを誓った。

     愛する北海道のため、命懸けで戦う姿を見せる。チームは午前9時に札幌市内の合宿所に集合し、正午すぎに仙台に向けて出発。報道陣に対応した栗山監督は「選手も大変だったと思うけど、どんな状況でも戦う姿を見せて(被災者に)元気になってもらう責任がある。野球選手は使命がある」と力を込めた。

     激震が襲ったのは6日午前3時8分。5日に旭川での西武戦を終え、車で栗山町の自宅に戻って就寝中だった。1日以上が経過したこの日の朝になっても停電は続き、お湯も出ない状況だが「家族が亡くなったりされている方もいる。俺なんて問題じゃない」と言う。出発前には合宿所のロビーにナインを集めて「環境が悪い、状態が悪いは言い訳にしかならない。元気でいる以上は、やらなければいけない使命がある」と熱く語りかけた。

     地震直後から続く停電は復旧せず、前日同様に隣接する室内練習場は真っ暗。それでも、8日の試合に向け、中島らがランニングを行い、初戦先発の上沢は合宿所の狭い中庭でキャッチボールを実施した。「野球をやっていいのか、という気持ちは大きい」と複雑な思いも抱える右腕は「北海道が被災して、初の試合で僕が先発。神様の(被災者を)“勇気づけるピッチングをしなさい”というメッセージかもしれない」と表情を引き締める。仙台移動後は近藤、西川、ドラフト1位・清宮、浅間が楽天の室内練習場で打撃練習を行うなど、各自が可能な限り準備した。

     首位の西武を必死に追う状況で起きた大地震。まだ被害の全容も明らかになっていないが、戦い続けなければならない。「やられれば、みんなが元気にならない。元気になるというのは、そういう(優勝する)こと」と栗山監督。残り23試合。険しい道の先にある2年ぶりのV奪回に、大きな意味が加わった。(山田 忠範)(スポニチ)

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