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中国

対米黒字19%増 追加関税前「駆け込み」

 【北京・赤間清広】中国税関総署が8日発表した8月の貿易統計によると、輸出から輸入を差し引いた対米貿易黒字は310億ドル(約3・4兆円)と、前年同月比19%増加した。米中の貿易戦争の激化で制裁関税の規模が拡大する前に、駆け込みで輸出する動きが広がったためとみられる。米国は中国に対し巨額の貿易黒字の削減を迫ってきただけに、対中批判をさらに強めるのは確実だ。

     8月の対米輸出は13%増の443億ドルだった。トランプ政権は7月に年間輸入額340億ドル相当の中国製品を対象にした制裁関税を発動、8月23日には160億ドル規模の制裁第2弾を実行に移した。2000億ドル相当の第3弾も今月6日に国内手続きが終わり、いつでも発動可能な状況となった。

     制裁規模が膨らめば幅広い品目に追加関税が課され、仕入れコストがかさむため、米国内で制裁発動前に駆け込みで中国製品を確保しようとする動きが拡大している。

     一方、米国からの輸入は同2%増の133億ドルにとどまった。米国以外も含む対世界の輸入総額は20%増と大きく増えており、対米輸入の伸び悩みが目立つ。中国政府は制裁関税への報復措置として、自動車などの米国製品に追加関税を課しており、その影響が出始めた可能性もある。

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