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全米テニス

錦織完敗 疲れ「足がついていかなかった」

ジョコビッチに敗れ、決勝進出を逃した錦織=AP

全米オープン第12日 男子シングルス準決勝(7日)

 錦織はジョコビッチの正確なストロークに対処しきれなかった。「疲れから体(フットワーク)をあまり使えず、精度の良さに足がついていかなかった」。ブレークを一度も奪えない完敗。歓喜を味わった4年前の全米オープン準決勝を最後に一度も勝てないジョコビッチへの連敗は、14へと伸びた。

     ペースを握れないまま迎えた第2セット第2ゲーム。錦織は初めてブレークチャンスをつかんだ。第1ゲームで4度もブレークポイントを握られながらキープした直後だっただけに、ここは流れを変えられる好機ではあった。しかし、ジョコビッチの深く鋭いサーブに対応できず、勝機は遠のいた。

     今大会の錦織は苦しい状況からでもはい上がる精神的なタフさを見せてきたが、天敵の前では「自分のテニスがよみがえってくる気配がしなかった」。先にミスを犯して自滅した感もあり、相手を攻略する段階まで至らなかった。結局、ブレークポイントは第2セット第2ゲームの2回のみ。気持ちが乗ってこないのは必然だった。

     今季は右手首のけがから復帰し、4大大会は3戦目。苦手意識の強い芝コートのウィンブルドン選手権では初めて8強入りし、全米では2年ぶりに4強まで進んだ。決勝を目前にコートを去る悔しさは当然あるが、錦織は「自分のテニスを失いかけていた中で、やっと取り戻してきた」と手応えを感じている。歩むべき針路に光がさしたことは、何よりの収穫になった。【浅妻博之】

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