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プロ野球

巨人「逆浜風」味方に 五回に2ラン3発

五回表巨人1死一塁、坂本勇が右越えに逆転2ランを放つ=共同

 ○巨人7-2阪神●(8日・甲子園)

     巨人が誇る強打者たちが、阪神リードで盛り上がる甲子園球場の雰囲気を一変させた。坂本勇、岡本、ゲレーロが五回に3本の2ランを集めて勝利を引き寄せた。

     口火を切ったのは坂本勇だった。1点を追う五回1死一塁。外角の直球を右翼ポール際へ運び、14号2ランで逆転した。「(菅野)智之が塁に出たので還したかった。コースに逆らわず一振りで仕留めることができて良かった」。直前に右前打を放ったエースの打撃に応えると、高橋監督は「あれで一気に変わった」。

     続く2死二塁から、22歳の4番・岡本は「芯で捉えられた」とバックスクリーン右に飛び込む30号2ランでリードを広げた。さらに昨季リーグ本塁打王の6番・ゲレーロも右越えに15号2ランでダメを押した。

     甲子園名物の「浜風」とは逆の右翼方向へ吹く風も味方にして3本のアーチ。高橋監督は「みんながすばらしい打撃をしてくれた。なかなかあっち(右方向)へ飛ばない球場なんだけど」と驚きながら喜んだ。

     2連敗すれば順位が入れ替わる可能性があった4位阪神との直接対決で、会心のアーチ攻勢で先勝した。4試合連続で、チームでは5年ぶりの30号の大台に到達した岡本は「阪神には勝っておかないといけない。(30号は)うれしいが、残りの試合もチャンスで打てるように頑張りたい」と意欲は増していた。【村社拓信】

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